在宅勤務の日、どう過ごしていますか?
自宅にいるとついダラけてしまったり、仕事とプライベートの境目が曖昧になったり……。
会社員として長年オフィス勤務を経験し、最近は在宅と出社の“ハイブリッド型”を続けている私が、実際にたどり着いたのが 「ルーティンを整える」ことの大切さでした。
今回は、在宅勤務でも「集中して・快適に」働くための理想的な1日の過ごし方を紹介します。
社会人はもちろん、将来の働き方を考える就活生にも参考になるはずです。
起床~始業前:着替えて“仕事モード”にスイッチ
在宅だからといってパジャマのままPCに向かうのはNG。
私の場合、起きたらまず顔を洗い、カジュアルなビジネススタイルに着替えています。
ポイントは「誰かに会う予定がなくても、出社するような気持ちになること」。
意識が仕事モードに切り替わりやすくなります。
9:00〜12:00:午前中は“最も集中したい仕事”を
午前中は脳がいちばん冴えている時間帯。
この時間は、メールチェックよりも**資料作成や企画立案、分析など“頭を使う仕事”**を優先しています。
コツは、SNS・スマホを見ない環境をつくること。
必要なら通知をオフにして、集中空間を作るようにしています。
12:00〜13:00:昼食と軽い運動でリフレッシュ
昼食後にちょっと散歩するのが、私の中では重要な習慣。
近所を10分でも歩くだけで、午後のダルさがグッと減ります。
在宅勤務では「1日中座りっぱなし」が一番の敵。
動く時間を意識的に作ることが、午後の集中力維持につながります。
13:00〜15:00:ルーティン作業や打ち合わせ時間
午後は、午前よりも少しリラックスした業務を。
社内ミーティングや定型業務、報告書作成などをこの時間に入れています。
もし集中が途切れたら、短時間だけ立って作業するスタイルもおすすめです。
ノートPCならキッチンカウンターなどで立ち作業が可能です。
15:00〜17:00:仕事の整理と“明日”への仕込み時間
終業が近づくこの時間帯には、タスクの整理や、明日のToDoリスト作成などをしています。
仕事を「今日で完結させる意識」を持つと、メリハリが出ます。
この時間帯に軽く音楽を流すのもOK。
リラックスしつつ、ペースを緩めすぎない工夫が大切です。
17:30〜:仕事終了後は“強制ログオフ”
在宅勤務最大の落とし穴は、仕事とプライベートの境界が曖昧になること。
私は、「●時までにPCを閉じる」と決めて、物理的に仕事道具から離れる習慣をつけています。
終了後は好きな音楽をかけて、気持ちを切り替えるのもおすすめです。
このオンオフの切り替えが、翌日の生産性を大きく左右します。
まとめ
在宅勤務の日は、自由だからこそ“自分の整え方”が求められます。
ルーティンを少し工夫するだけで、仕事効率も気持ちの余裕も大きく変わります。
- 朝の着替えと準備
- 集中時間の設定
- 昼のリフレッシュ
- 終業の区切り
この4つを意識するだけでも、在宅勤務がグッと快適に、前向きな時間になります。
社会人の方も、これから社会に出る学生さんも、
“自分に合った働き方”を考える参考になれば幸いです。