面接で何を見られている?人事が重視する5つのポイント

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こんにちは。社会人歴20年超、100人以上の新卒・中途面接に関わってきた技術系会社員です。

採用に携わっていると、学生さんからよく聞かれる質問があります。それが、「面接では何を見られているんですか?」というものです。

ネットにはさまざまな“模範解答”が載っていますが、実際の現場ではそれだけでは不十分。
面接官が見ているのは、**“あなたがこの会社で働く姿が想像できるかどうか”**です。

今回は、そんな採用現場の本音として、面接で重視されている5つのポイントを具体的にお伝えします。
しっかり準備して、あなたらしく面接に臨めるよう、参考になれば幸いです。

第一印象・態度・礼儀

面接は「人と人」の出会いの場。第一印象は、思っている以上に大きな影響を与えます。

例えば、

  • 入室時のあいさつ
  • 椅子に座る姿勢
  • 相手の目を見て話せているか
  • 声のトーンや表情

こういった“基本中の基本”とも言える点で、すでに面接官の印象はある程度決まります。

どんなに中身のある話をしても、無表情でぼそぼそ話されると、正直「一緒に働きたい」とは思えません。

これはとてももったいないです。ご自身が持っている経験をしっかりアピールできるように鏡を見ながら練習するとよいと思います。

逆に、緊張しながらでも誠実で丁寧な受け答えができる人は、それだけで好印象です。汗をダラダラとかきながら一生懸命説明する姿をみると、合格してほしい、と思ってしまいます。

話の組み立て(論理性)

話す内容も大事ですが、「どう話すか」も同じくらい大切です。
多くの学生さんが陥りがちなのが、「何を言いたいのかよくわからない」状態。

おすすめなのは、**“結論→理由→具体例”**の順で話すこと。
たとえば、自己PRをする場合は、

「私の強みは、目標に向けて着実に行動を積み重ねられる力です。大学では…」

と、まず“何を伝えたいか”を明確にしてから話すと、聞き手の理解度が大きく上がります。

素直さ・吸収力があるか

とくに新卒採用では、「今どれだけできるか」よりも、「これからどれだけ伸びるか」を見ています。

社会に出ると、失敗することも、壁にぶつかることもたくさんあります。
そんなときに、人の意見を素直に聞いて行動できるか、これは非常に大切な資質です。

面接でアドバイスをもらったときに「ありがとうございます」と受け止める姿勢、
わからないことを「わからない」と言える正直さは、意外と高く評価されます。

企業との相性(カルチャーフィット)

最後に、人事が最も重視するのが「うちの会社に合うかどうか」という視点です。

これは、スキルや話し方よりも、“価値観”や“人柄”が関係しています。
会社によって求める人物像は違いますから、「合わないから落ちた」=自分に問題があるわけではないんです。

だからこそ、企業研究が重要になります。
自分の性格や働き方が、その会社の文化とマッチしているかを確認してから応募することで、ミスマッチを防げます。

まとめ

面接で見られているのは、「完成された人物」ではありません。
人事が見たいのは、**“この人と一緒に働けそうか”“会社で成長してくれそうか”**という可能性です。

そのために大切なのは、

  • 礼儀や第一印象を整えること
  • 自分の経験に基づいた言葉で話すこと
  • 素直さと吸収力を見せること
  • 企業との相性をしっかり考えること

どれも、ちょっとした意識と準備で改善できるものばかりです。
ぜひこの5つのポイントを意識して、自信を持って面接に臨んでください。応援しています!

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