多くのビジネスパーソンにとって、月曜日は気が重いものです。
私自身、若い頃は日曜の夜になると、なんとなく気持ちが沈んでしまうことがよくありました。
ですが、ある時ふと「このままじゃもったいない」と思い、少しずつ生活習慣を見直してみたところ、不思議と月曜日の朝がそれほど苦ではなくなってきたのです。
今回は、そんな私の経験をもとに、月曜日を少しでも気持ちよく始めるための5つの習慣をご紹介します。
日曜夜に「翌朝の準備」を済ませておく
朝のバタバタは、ストレスの元です。
私が意識しているのは、**「翌日の準備は前日の夜に終わらせる」**こと。
たとえば――
- スーツやシャツを前日のうちに用意しておく
- 朝食を簡単に準備しておく(冷凍おにぎりやゆで卵など)
- 出社時のToDoリストをざっくりメモしておく
こうした小さな“段取り”があるだけで、月曜の朝に気持ちの余裕が生まれます。
月曜だけの“ちょっとした楽しみ”をつくる
月曜の朝に「これがあるからちょっと楽しみだな」と思える要素があると、
スタートが違ってきます。
私の場合は――
- お気に入りのカフェで朝コーヒーを飲む
- 新しい靴下やネクタイを月曜から使い始める
- 通勤中に好きな音楽を聴く
要するに、“月曜限定のご褒美”をつくってやるわけです。
小さなことですが、思った以上に効果があります。
週のスタートに「軽めのタスク」を入れる
月曜の午前中に、いきなり重要な会議や難しい仕事があると、誰だって憂鬱になります。
だから私は、月曜の午前はあえて“軽めのタスク”を入れるようにしています。
- 書類整理やメールチェック
- 週の予定を立てる
- 気軽に話せる社内ミーティング
心と体がまだ本調子でないうちは、ウォーミングアップに徹する。
これだけで月曜のプレッシャーがずいぶん軽くなります。
プライベートな予定を「月曜の夜」に入れる
仕事終わりに、ちょっと楽しみな予定があると、月曜もがんばれます。
たまに同僚や昔の友人とご飯を食べに行ったり、ジムに行くのはいかがでしょうか。
「仕事が終わったらこれがある」――
それだけで、日中の集中力も上がるものです。
もちろん、疲れている時は無理せず、家でゆっくりするのも立派な選択です。
週末に“休みすぎない”
意外と盲点なのが、「土日にだらけすぎると月曜が余計つらくなる」という点です。
睡眠リズムが崩れたり、日曜に活動量ゼロだと、月曜の朝に体がついてこなくなる。
だから私は、土日も**「朝は軽く起きる」「軽く体を動かす」**など、生活リズムがガタつかないようにしています。
リラックスしながらも、“平日につながる流れ”を意識する。これも大事です。
まとめ:月曜を変えれば、1週間の流れが変わる
仕事は、どうしても波があります。
楽しい日もあれば、気が進まない日もある。
でも、「月曜の気分」に振り回され続けるのは、正直もったいない。
紹介した5つの習慣は、どれも特別なものではありません。
ただ、少しずつ生活に取り入れることで、
**月曜日を前向きに迎える“地力”**がついてきます。